旧名称「C型肝炎治療日記・新装開店版」
昨年の2月から製作を開始し、ちょこちょこ作ってきた自作スピーカーがやっとほぼ完成したので、今回はその記事を書く。
今回は低音がよく出るものを作ろうと考えた。バスレフ臭い音は嫌いなので、今まで私の作ったスピーカーは低音がそうボンボン出ない。しかし、以前行われた自作オーディオの会にテクニクス10F100の2Wayを持ち込んだとき、低音が出ないと言われたので、ならば今度はよく出るものを作ろうとした。バスレフ臭くなく、適度に締まった低音が豊かに出るスピーカーというのが、今回の目標のひとつだ。ズンと切れ味鋭いコントラバスが聴けることを楽しみにしている。
ユニットはいろいろ検討したが、スキャンスピークを結局使うことにした。ウーハーは18W/8531G、トゥイーターはD3004/6600、どちらも定評あるユニットだ。現代的スピーカーユニットのまさに代表で、これでおかしな音が出たら、ただただ製作者の力量が問われる代物である。最も堅実で、ある意味いちばん面白くない選択をしてしまった。D3004/6600のインピーダンスが4ohmと低いのは問題で、真空管アンプ駆動前提としては少々酷である。アッテネーションで工夫し、できる限り8ohm近くに持っていく。
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メタポゾンという季刊誌を購読している。つい最近5号目が出て、創刊から2年目に入ったまだ若い雑誌だ。一応文芸誌だそうだが、今中哲二氏や小出裕章氏のインタビューが載っていたり、朝日新聞の出河氏による薬害HIVの記事が連載されていたり、あまり文芸誌ぽくない。長野と東京で編集をして出版元が北海道というのも変わっている。
毎号どこかに演劇に関わることが載っているのも面白い。責任編集をしている大西赤人氏は芝居も書く人なので、そうした色を出しているのかもしれない。創刊号には『神聖喜劇』の戯曲が載っていて、あの作品をこう切り取るかと感心した。ツイートをまとめて載せている佐々木譲氏も盛んに芝居のことを書いている。5号には東京両国のシアターX(カイ)のプロデューサー上田氏のエッセイが載った。
そういえば、昔は宮本研あたりの劇作家が文芸誌に戯曲を発表していたはずと思って、家にある『現代日本戯曲大系』の巻末資料をあたってみた。やはりそうで、『新劇』『テアトロ』『悲劇喜劇』の専門3誌がさすがに多いが、文芸誌もそれなりに戯曲を載せていた。特に『文藝』や『三田文学』あたりがよく載せていて、宮本研や矢代静一、田中千禾夫、秋本松代、清水邦夫といった劇作家が発表している。今は亡き中央公論社の『海』も唐十郎などの作品をちょこちょこ載せていた。小説も劇作も本職の井上ひさしは別にしても、昔は小説家もよく戯曲を書いていた。三島由紀夫と安部公房が双璧だが、他にも椎名麟三や石川淳、石原慎太郎、花田清輝、筒井康隆など、いろいろなひとが書いている。三島由紀夫は『文學界』によく戯曲を発表していた。単行本では三島、安倍、井上ひさし、野田秀樹らの戯曲を一手に出版し、昔は「書き下ろし新潮劇場」という戯曲シリーズも出していた新潮社だが、不思議なことに『新潮』では戯曲を載せていない。
(と書いたら『新潮』も戯曲が載るよとの指摘がありました。恐縮です)
戯曲には読む、演じる、観るというそれぞれ違った楽しみがある。文芸誌によく載っていた時代の戯曲は多分によく読まれていただろうし、また、読むに耐えうるものであったのだろう。一応私は年に一度は舞台に立つ人間だが、いくつか読んでみてもどうも面白くないのもあって、最近書かれた戯曲は残念ながらほとんど読んでいない。今の戯曲はどんな感じだろうと、2011年の岸田戯曲賞の選評を読んでみると、えらいことが書いてあって、およそ戯曲らしきものが存在しないかのような悲鳴が聞こえてくる。
そんなわけで、メタポゾンあたりに、読んで面白いすてきな戯曲が掲載されるのを期待している。
毎号どこかに演劇に関わることが載っているのも面白い。責任編集をしている大西赤人氏は芝居も書く人なので、そうした色を出しているのかもしれない。創刊号には『神聖喜劇』の戯曲が載っていて、あの作品をこう切り取るかと感心した。ツイートをまとめて載せている佐々木譲氏も盛んに芝居のことを書いている。5号には東京両国のシアターX(カイ)のプロデューサー上田氏のエッセイが載った。
そういえば、昔は宮本研あたりの劇作家が文芸誌に戯曲を発表していたはずと思って、家にある『現代日本戯曲大系』の巻末資料をあたってみた。やはりそうで、『新劇』『テアトロ』『悲劇喜劇』の専門3誌がさすがに多いが、文芸誌もそれなりに戯曲を載せていた。特に『文藝』や『三田文学』あたりがよく載せていて、宮本研や矢代静一、田中千禾夫、秋本松代、清水邦夫といった劇作家が発表している。今は亡き中央公論社の『海』も唐十郎などの作品をちょこちょこ載せていた。小説も劇作も本職の井上ひさしは別にしても、昔は小説家もよく戯曲を書いていた。三島由紀夫と安部公房が双璧だが、他にも椎名麟三や石川淳、石原慎太郎、花田清輝、筒井康隆など、いろいろなひとが書いている。三島由紀夫は『文學界』によく戯曲を発表していた。単行本では三島、安倍、井上ひさし、野田秀樹らの戯曲を一手に出版し、昔は「書き下ろし新潮劇場」という戯曲シリーズも出していた新潮社だが、不思議なことに『新潮』では戯曲を載せていない。
(と書いたら『新潮』も戯曲が載るよとの指摘がありました。恐縮です)
戯曲には読む、演じる、観るというそれぞれ違った楽しみがある。文芸誌によく載っていた時代の戯曲は多分によく読まれていただろうし、また、読むに耐えうるものであったのだろう。一応私は年に一度は舞台に立つ人間だが、いくつか読んでみてもどうも面白くないのもあって、最近書かれた戯曲は残念ながらほとんど読んでいない。今の戯曲はどんな感じだろうと、2011年の岸田戯曲賞の選評を読んでみると、えらいことが書いてあって、およそ戯曲らしきものが存在しないかのような悲鳴が聞こえてくる。
そんなわけで、メタポゾンあたりに、読んで面白いすてきな戯曲が掲載されるのを期待している。
昨年9月いっぱいで職場をやめ、今は大阪のとあるNPOに草鞋を脱いでいるが、それももうすぐ半年になる。通勤時間は長くなったし、電車の中で立っていることも多いし、歩く距離もいくぶん長くなったが、足の調子はいい。足首からの出血はもちろんないわけではないが、日頃の痛みが少なくなった。
調子のいい理由は靴だ。以前はきちんとした格好をしなければならなかったので、靴も革靴だった。今度はずっとスニーカーなのだ。足首が悪いので、革靴はチャッカブーツだったし、今のスニーカーはアディダスのフォーラムMIDを履いているが、革靴の底は堅いので、歩くときのかかとからの衝撃が強い。どうもこれが悪さをしていたようだ。服と合わせる都合で、たまに革靴を履く機会があるけれども、このときはてきめんに足首にひびいて、すぐに痛みがくる。これだけ違いがあるとは思わなかった。
血友病の場合、いちばん障害の出る関節は足首だ。ここを守るには、いまの話のように靴選びは大事で、ポイントは底に衝撃吸収性があること、ハイカットシューズやブーツのように足首のサポート機能があること、そしてもうひとつはかかとを包むようにきちんとサポートすることだ。かかとが動くと足首はサポートされない。だから、サンダルはダメ。私の場合だと、サンダルを履くと、快適に歩ける距離が靴より激減する。
調子のいい理由は靴だ。以前はきちんとした格好をしなければならなかったので、靴も革靴だった。今度はずっとスニーカーなのだ。足首が悪いので、革靴はチャッカブーツだったし、今のスニーカーはアディダスのフォーラムMIDを履いているが、革靴の底は堅いので、歩くときのかかとからの衝撃が強い。どうもこれが悪さをしていたようだ。服と合わせる都合で、たまに革靴を履く機会があるけれども、このときはてきめんに足首にひびいて、すぐに痛みがくる。これだけ違いがあるとは思わなかった。
血友病の場合、いちばん障害の出る関節は足首だ。ここを守るには、いまの話のように靴選びは大事で、ポイントは底に衝撃吸収性があること、ハイカットシューズやブーツのように足首のサポート機能があること、そしてもうひとつはかかとを包むようにきちんとサポートすることだ。かかとが動くと足首はサポートされない。だから、サンダルはダメ。私の場合だと、サンダルを履くと、快適に歩ける距離が靴より激減する。
前の記事で2、3年後に新しいC型肝炎が出るという話を少し書いたが、それと思われる治療薬の記事が出ている。ベーリンガーインゲルハイムのプレス記事だ。日本でも行われている同社のHCVプロテアーゼ阻害剤の第3相治験についての記事はこちら。さらに、インターフェロンを使わない、プロテアーゼ阻害剤とポリメラーゼ阻害剤、リバビリンの3剤併用による治療に関する情報はこちら。
この他にも、ブリストル・マイヤーズ・スクイブが、インターフェロンを使わない2剤併用療法による治験を日本で行っており、第2相の結果を報告している。
この他にも、ブリストル・マイヤーズ・スクイブが、インターフェロンを使わない2剤併用療法による治験を日本で行っており、第2相の結果を報告している。
テラプレビル(商品名テラビック)が2011年11月28日に田辺三菱製薬から発売された。C型肝炎治療のためのプロテアーゼ阻害剤で、ペグインターフェロンとリバビリンとの3剤併用で使用する。3剤併用で治療期間は48週から24週と半分に短縮され、うち最初の12週にテラプレビルを投与する。ウイルスの増殖そのものを阻止しようという発想のくすりはHIV治療薬からの流れだ。
再燃例に投与した場合のSVRが88%と高かったそうで、治療期間も半分になるし、いいことなのだが、副作用もかなりきついらしい。
薬疹と貧血が主な副作用で、皮膚科専門医との連携が必要。SJS(スティーブンス・ジョンソン症候群)になった例もあったという。私も前回の治療の時に湿疹が出ていて、これのもっと酷いのが来るおそれもある。SVRが高かったというが、それはあくまで治験での話だ。血友病患者のようなややこしい人間は治験に入れてくれないので、実際の使用ではもっと下がって6割くらいだろう。HIVと重複感染している患者さんは治療薬の飲みあわせも考えないといけない。それに、食事によって血中量が変わるとも添付文書に書いてあり、これも使いにくい。全例調査が義務づけられていて、調査は肝臓学会専門医と皮膚科学会専門医の連携によって行うということなので、それ以外の医師は事実上使えないということになる。
こうしたタイプのくすりはこれからも出てくる。あと2、3年すると、別のものが出るという話(たぶんこれ)で、今回は様子見をすることにしよう。だいたい私の主治医は肝臓専門医ではないし、同じ病院に学会認定の肝臓専門医もいない。
再燃例に投与した場合のSVRが88%と高かったそうで、治療期間も半分になるし、いいことなのだが、副作用もかなりきついらしい。
薬疹と貧血が主な副作用で、皮膚科専門医との連携が必要。SJS(スティーブンス・ジョンソン症候群)になった例もあったという。私も前回の治療の時に湿疹が出ていて、これのもっと酷いのが来るおそれもある。SVRが高かったというが、それはあくまで治験での話だ。血友病患者のようなややこしい人間は治験に入れてくれないので、実際の使用ではもっと下がって6割くらいだろう。HIVと重複感染している患者さんは治療薬の飲みあわせも考えないといけない。それに、食事によって血中量が変わるとも添付文書に書いてあり、これも使いにくい。全例調査が義務づけられていて、調査は肝臓学会専門医と皮膚科学会専門医の連携によって行うということなので、それ以外の医師は事実上使えないということになる。
こうしたタイプのくすりはこれからも出てくる。あと2、3年すると、別のものが出るという話(たぶんこれ)で、今回は様子見をすることにしよう。だいたい私の主治医は肝臓専門医ではないし、同じ病院に学会認定の肝臓専門医もいない。
ヘモフィリア友の会全国ネットワークの世話人として、現時点で判明した血友病治療情報を掲載します。
日赤、化血研、バクスター、バイエル薬品、ノボ ノルディスク、ファイザー、各社とも製剤供給体制に問題は出ておらず、各社とも多くの在庫があり潤沢な供給が可能です。
被災され、凝固因子製剤の入手に困っておられる場合、まずは受診されている医療機関に相談してください(具体的には、被災していて病院に製剤を取りに行けない/ガソリンがないため車で病院に行けないなど)。その後、どのように対応するかは主治医の指示をいただいてからだと思いますが、その際、各製剤メ-カーの在庫状況等々を主治医の先生へ話してもらうとよいかと思います。
日赤の場合、クロスエイトMの配送に関しては、医療機関からオーダーがあった場合、その県にある日赤血液センターから血液搬送と同じく緊急車両で搬送し、交通事情によりますが、基本的には1時間以内で医療機関に届けられます。ノボセブンは緊急物資に指定されておりますし、他社においても何らかの緊急対応をとっているものと考えられます。日赤の製剤に関しては、最寄りの赤十字血液センターおよび日本赤十字社血液事業本部販売管理課が、ノボ ノルディスクのノボセブンについてはノボケア相談室(フリーダイアル:0120-180363)が問い合わせ先です。
公費負担については、厚労省の通知が各都道府県に出ております。
すなわち、
公費負担関連書類等を消失あるいは家屋に残したまま避難しているなど、医療機関において公費負担医療を受けるために必要な手続をとることができない場合、1.別紙の各制度の対象者であることの申し出、2.氏名、3.生年月日、 4.住所等を確認することにより受診できるものとし、緊急の場合は、指定医療機関以外の医療機関でも受診できる取扱いとする
とのことです。
避難先での医療機関でも以上のことを説明すれば、公費負担扱いとなるはずです。もしうまくいかずに自己負担となっても(血友病の場合は最高で月1万円、類縁疾患の場合3割負担)、領収証(保険点数記載のもの)を都道府県に提出すれば、負担分は戻ってきます。
これは、血友病以外の公費負担の対象となる疾患に対しても、同様の扱いとなります。
冷蔵が必要とされる製剤でも、冷蔵保存しなくとも3ヶ月程度は問題ない旨、各社が公表しています。むしろ、凍結に注意してください。
厚生労働省の通知に関するWebページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000154aa.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014tr1-img/2r985200000156kq.pdf
最後になりましたが、今回の震災で被災された方に心よりお見舞い申し上げるとともに、いち早い復興を祈念いたします。
日赤、化血研、バクスター、バイエル薬品、ノボ ノルディスク、ファイザー、各社とも製剤供給体制に問題は出ておらず、各社とも多くの在庫があり潤沢な供給が可能です。
被災され、凝固因子製剤の入手に困っておられる場合、まずは受診されている医療機関に相談してください(具体的には、被災していて病院に製剤を取りに行けない/ガソリンがないため車で病院に行けないなど)。その後、どのように対応するかは主治医の指示をいただいてからだと思いますが、その際、各製剤メ-カーの在庫状況等々を主治医の先生へ話してもらうとよいかと思います。
日赤の場合、クロスエイトMの配送に関しては、医療機関からオーダーがあった場合、その県にある日赤血液センターから血液搬送と同じく緊急車両で搬送し、交通事情によりますが、基本的には1時間以内で医療機関に届けられます。ノボセブンは緊急物資に指定されておりますし、他社においても何らかの緊急対応をとっているものと考えられます。日赤の製剤に関しては、最寄りの赤十字血液センターおよび日本赤十字社血液事業本部販売管理課が、ノボ ノルディスクのノボセブンについてはノボケア相談室(フリーダイアル:0120-180363)が問い合わせ先です。
公費負担については、厚労省の通知が各都道府県に出ております。
すなわち、
公費負担関連書類等を消失あるいは家屋に残したまま避難しているなど、医療機関において公費負担医療を受けるために必要な手続をとることができない場合、1.別紙の各制度の対象者であることの申し出、2.氏名、3.生年月日、 4.住所等を確認することにより受診できるものとし、緊急の場合は、指定医療機関以外の医療機関でも受診できる取扱いとする
とのことです。
避難先での医療機関でも以上のことを説明すれば、公費負担扱いとなるはずです。もしうまくいかずに自己負担となっても(血友病の場合は最高で月1万円、類縁疾患の場合3割負担)、領収証(保険点数記載のもの)を都道府県に提出すれば、負担分は戻ってきます。
これは、血友病以外の公費負担の対象となる疾患に対しても、同様の扱いとなります。
冷蔵が必要とされる製剤でも、冷蔵保存しなくとも3ヶ月程度は問題ない旨、各社が公表しています。むしろ、凍結に注意してください。
厚生労働省の通知に関するWebページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000154aa.html
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最後になりましたが、今回の震災で被災された方に心よりお見舞い申し上げるとともに、いち早い復興を祈念いたします。
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プロフィール
HN:
佐野竜介
HP:
性別:
男性
自己紹介:
先天性無フィブリノゲン血症(血友病の類縁疾患)の患者。
C型慢性肝炎の患者。
1999年8月、インターフェロン・ベータ(フェロン)による肝炎の治療。
2005年5月31日、ペグイントロンとレベトールによる肝炎治療開始。2006年5月2日治療終了。7月4日HCV再検出されるも以後消える。10月19日再びHCV検出。現在経過観察中。
C型慢性肝炎の患者。
1999年8月、インターフェロン・ベータ(フェロン)による肝炎の治療。
2005年5月31日、ペグイントロンとレベトールによる肝炎治療開始。2006年5月2日治療終了。7月4日HCV再検出されるも以後消える。10月19日再びHCV検出。現在経過観察中。
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